帝京大学学長 冲永 佳史
「世界はひとつ、地球はひとつ」という観点に立ちますと、21世紀の教育はグローバルスタンダードで物事を考える人材の育成が求められております。世界でも屈指の国際都市香港にある『帝京香港幼稚園』は、国際性豊かな環境に恵まれております。この地において幼児期を日本語の幼稚園で過ごす事は、子どもたちにとっても日本人としてのアイデンティティーが育まれ、なおかつ国際性を身につけることにより、真の国際人として成長する事ができると考えます。帝京大学グループは、大学3校から幼稚園まで現在40校からなるグループです。教育方針に「実学、国際性、開放性」をモットーとしておりますが、『帝京香港幼稚園』での保育を通じて21世紀を担う子供たちの人間性に富み、国際性豊かな育成に寄与できればと念願しております。
日本から離れた海外において、幼児期から異文化に触れ合う環境の中、国際性を育みながら同時に日本文化も身につけ、たくさんの愛情の中から、何よりも自分を大切にできる気持ち「自己肯定力」を、保護者の皆様と一緒に育てることを、帝京香港幼稚園の教育方針としています。新学習指導要領の「健康・人間関係・環境・言葉・表現」を中心に、【元気で丈夫なからだ】【失敗を恐がらない勇気】 【最後まで取り組む根気】を育てる事を目標とし、遊びを通してより多くの様々な体験・経験をすることで自己効力感を持てる指導を行います。 一人ひとりの良さと可能性を引き出すことを幼児教育の使命と考え、自分の目で見てしっかりと考えられる子。相手の言葉を聞いて共感できる子。自分の思いを言葉にして伝えられる子。よく見て、聞いて、話せる子になれるよう保育、指導を行っていきます。